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30代後半おひとりさまの雑記帳

パニック障害との付き合い方①~何がなんだか分からない編~

 

もうかれこれ12年ほど前の話になるでしょうか。パニック障害になりました。

 

ブログをはじめてから、このことについて書くかどうかすごく迷っていました。すごく勇気がいるし、こんな記事読まされても困るんじゃないかと。でも、

・人は何かを抱えて生きているということ

・同じ病気で苦しんでいる方が少しでも楽になってくれたら光栄だ

という思いから、書くことを決め、読んでいただくことにしました。

 

 

12年ほど前は仕事も今よりすごく忙しく、毎日毎日遅くまで残業をし、非常に姑息で憎たらしい後輩に頭を悩まされたり、その後輩のせいで先輩が会社を退職するところまで至ってしまったり悩みは絶えないうえ、プライベートではエレクトーンのグレード試験と演奏会が重なっていて、今思えばストレスのかたまりでした。

 

ここから先は、症状なども書いてしまいますので、そういう記事をあまり読みたくない方や、今同じ病気で苦しんでおられる方で症状のヒドイ方は読まないほうがいいかもしれません。

 

 

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演奏会が終わった次の日のことでした。仕事帰りの電車で、急に胸が痛くなり心臓がバクバクして意識がもうろうとしてきました。なんとか電車を降りてそこから自転車で家に帰ったのですが、マンションの自転車置き場で動けなくなってしまいました。意識はありましたし、その頃はまだ実家に住んでおりましたので、母に電話をし迎えにきてもらいました。自転車置き場から家までの少しの距離が自分で歩けなかったのです。

 

家に帰り、しばらくすると落ち着いたのですが、「あれはいったいなんだったのだろう」と思うととても恐ろしかったです。それからというもの、電車ではドアが閉まるたびにオロオロしてしまい、あのバクバクが蘇ってくるのです。それでも会社は休まずに行っていましたが、今思うと「よく行ってたな」と思います。バクバクはないものの、エレベーター、商業施設、車の運転、スーパーのレジでお会計の順番を待っているときまで不安が押し寄せてくるのです。フラーっとめまいのような感覚になることもありました。さすがにおかしいと思い、大きな病院で脳神経外科や心臓の検査もしてもらいましたが異常はありませんでした。かかりつけの小さな医院の先生に相談すると、「一度心療内科へ行ってみたらどう?」とアドバイスをくださいました。

 

その症状がパニック障害なのではないかと気づいたのは、美容室で読んだ雑誌のコーナーの一部でした。雑誌に載っているぐらいですから、その当時からそういう人が増えてきていたのだと思います。それを読むまではその病名さえ知りませんでした。「私はきっとこれなのだな」と思いました。それを受け入れたところで不安は去ってくれることはありませんでした。ちょうどその頃、友人の結婚式や二次会なんかもあったりして、おめでたいことなのに体調不良で全然覚えていません。その二次会で私のことを気に入ってくれた男性もいて(けっこうイケメンだった)、後日友人から紹介でお会いしたのですが、その後遊びに行ったりお食事をしたりというお誘いにはお答えできませんでした。今思えば、もったいない話ですよ。チェッ、惜しいことしたなァ。

 

そんな不調な日々が数ヶ月続き、「これはもう専門家の力を借りるしかない」と思い始め、心療内科を受診することを母親に相談したのですが、「あんなところは宗教と同じやから」と、理解は得られませんでした。うちは特に宗教には入っていませんし、母親は心療内科へ行ったこともないのに、何を証拠に宗教と同じだと言っているのかと思いましたし、私の苦しみをも理解してもらえないのだなと感じました。

 

誰にも相談できなかったですが、思い切って心療内科へ足を運んだのです。